実験実習場(農場)

育てる楽しさも学びます

滝尾実験実習場

取り扱っている主な農作物
・花:ビオラ、ハボタン、キンギョソウ、ケイトウ、マリーゴールド、ジニア、ニチニチソウ、ネモフィラ、コスモス、観葉植物など

・野菜:ミニトマト、トマト、ナス、キュウリ、ダイコン、レタス、キャベツ、ブロッコリー、ブロッコリー、シソ、パクチー、エゴマなど

・果樹:温州みかん、ブドウ、カキ、ウメ、ブルーベリーなど

・作物:イネ、サツマイモ、ダイズ、ムギ、ジャガイモ、アズキ、トウモロコシなど

滝尾実験実習場は生産生物の教育と研究を実践する場として使用しています。校舎から車で約15分のところに位置しており、面積は14,000㎡です。実習では花、野菜、果樹、作物などの管理方法のほか、トラクター、耕運機、田植機、草刈機などの農業機械の操作方法、作物保護、植物生理生態、植生調査などの農業基礎も勉強します。また、園芸療法の実践の場として植物を用いた園芸療法活動も行われています。

本学では、日本農業技術検定2級の実技免除校となっており、乗用トラクター、歩行型トラクター、運搬機の安全運転管理と操作の講義・実習も行っています。その他、社会活動として幼稚園児を対象にミニトマトの収穫体験も実施しています。

柞原実験実習場

取り扱っている主な樹種
・竹など

柞原実験実習場は西大分駅の西4〜5kmほどの柞原八幡宮の近くで、標高200m程度の位置にあります。昭和50年5月に柞原実習地として整備が開始され、平成9年11月に当時日本ツバキ協会副会長の安藤芳顕氏の寄贈により、ツバキ品種保存園が開設されました。現在、ツバキ品種保存園では、100種以上のツバキの品種を保存・育成しています。また、敷地面積は約3haあり、敷地内に落葉広葉樹二次林(雑木林)や竹林が広がっており、造園樹木などが植栽されています。主に落葉広葉樹二次林(雑木林)や竹林において里山林のしくみや管理、造園樹木などの繁殖や育成方法・管理なども行っています。

園芸実験実習などでは、毎週40種以上の樹木鑑定などを行っています。さらに、国家資格である造園技能士2級・3級の実技練習などについて教育活動および研究を展開しています。

机張原実験実習場

取り扱っている主な果樹
・温州ミカン類では極早生〜普通の温州ミカン
・中晩柑類ではネーブル、八朔、清見、不知火、晩白柚など
・香酸柑橘類ではユズ、カボスなど

机張原実験実習場では柑橘類を中心にした栽培を通じて基礎的・専門的知識・応用技術の修得の場となっています。ゼミナール研究の対象学生及び2年生の果樹専攻の学生達が、実験実習及びゼミ課題の調査・研究に積極的に取り組んでいます。栽培圃場面積は約1.5haです。

学生のゼミ研究では、温州ミカンの生産力向上試験。美味しいミカン果実の要因分析。省力的な地力向上対策(草生栽培)。ITM理論によるゴマダラカミキリの駆除対策。ミカンバエの発生消長と防除試験等の研究成果が報告されています。秋の季節の11月下旬には、学校法人平松学園の幼稚園児約500人を収穫体験の場として受け入れています。